かけがえのない存在とは

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「好きなことだけやって生きていく」という提案

角田陽一郎

先日購入した本。

特に気になった箇所は、「かけがえのある存在」についての項目。

 

著者はかけがえのない存在になりたいこともあって、TBSを退社し独立するも、

村上春樹氏の著書の中で、自分は小説家としての自分も「かけがえのない存在ではない」という言葉に少なからず衝撃を受ける。

 

しかし村上春樹氏は、翻訳をやっている時は、厳然たるテキストがあって、読者がいて、間に仲介者である僕がいるという、その三位一体みたいな世界があり、翻訳こそかけがえのない存在だと感じるという。

 

著者は組織の中、外にこだわっていた自分に気付き、結局人は、「自分にとってかけがえのないものは何か?」を自分で考えて決めなければ、「かけがえのない存在」にはなれません、と結論を出す。

 

私も20代〜30代前半くらいまでは、バンドマンとして自分達の音楽を追求、他には無いオリジナルな存在になりたいと、音楽活動に明け暮れた日々があった。しかし日銭を稼ぐ為の日々の仕事は、誰でも出来る仕事だし、こんなことをやったって人と同じだし、等と軽く見ていた時もあり、この内容はその当時の自分を反省しつつ、とても共感できた。