素晴らしき哉人生

昨日初めて「素晴らしき哉人生」原題はIt's a wonderful lifeを観た。

1946年のアメリカのクラシック映画だ。

 

当時アカデミー賞に5部門ノミネートされたそうだが、残念ながら無冠に終わったとのこと、興行的にもあまり良くなかったそうで意外だった。

 

私は、最初に主役がヒッチコックの映画などにも出ている名優ジェームズスチュアートで親近感があり、すんなり映画に入っていけた。

 

映画のあらすじはここでは省くが、私が印象に残ったのは、ジョージが守護天使と出会って、自分が生まれていない世界を体現するシーンだ。

 

お金の問題で自殺しようとするジョージ、それを助けた守護天使クラレンス、

「こんなことなら生まれて来なければ良かった」とジョージの願いを叶える場面。

 

ジョージは親、友人、妻などに会いに行くも当然彼自身生まれていないのだから誰も知らない、大活躍していたはずの弟は、小さい時の事故が原因で溺死していたし、親の会社はとうの昔に潰れていたりと、自分のいない散々な世界に幻滅したジョージは元の世界に戻して欲しいと願う。

 

ここで天使クレランスの一言、

「君は素晴らしい世界を歩んで来たんだよ、もしあなたがいなかったら・・、たった1人の人間がいないだけでこんなにも違う世の中になってしまう」

 

元の世界に戻り、当たり前だと思っていたたくさんの存在に感激し、そして最後は人々の助けによってハッピーエンドを迎える。

 

意識してか、また無意識にか、人の影響って多かれ少なかれ受けてると思う。

 

ともすれば、自分という存在を軽んじてしまう人、

そんなあなたもどこかでだれかの役にたったり、心の支えになっていることでしょう、自分という存在や自分のしてきた選択など、無条件に認めてあげたいと思える、素敵な映画だった。